部屋の片付け…それは一見単純そうでいて、どこから手を付けてよいのかなかなか難しいところです。どこから片付ければよいのか迷ってしまう事ってありませんか?
この記事では、部屋の片付けをスムーズに進めるための順番を提案します。手順に沿って進めば、片付けが苦手な方でも効率良く部屋を整理できると思います。
スタートは「視界の中心」から
片付けの始めは、目につく中心部分から始めましょう。中心から整理することで、部屋全体がすっきり見える効果があります。
机の上をクリアに
机の上は、日常生活でよく目に触れる場所。ここを整えるだけで、心理的にも大きな開放感が得られます。
日々の作業で散乱しがちな机の上。先にそのスペースを整えることで、次の作業へのモチベーションもアップします。
重要書類やノート、ペンなどの文房具は専用の場所に収納。無用なものや古い書類は処分しましょう。
机の上をクリアにすることで、頭の中も整理されるのを感じることができるでしょう。
また、掃除もしやすくなり、清潔な状態を保ちやすくなります。
床のスペースを確保
床に物が散らばっていると狭く感じがち。まずは床のスペースを確保しましょう。
床に置いてあるものは、使用頻度やサイズに応じて収納場所を選びます。
季節外の服や使わない荷物は、クローゼットや収納ボックスに入れてしまいましょう。
床を確保することで、部屋が広く感じられるだけでなく、掃除もしやすくなります。
綺麗な床は、心地よい生活空間を作り出す大切な要素です。
「見える場所」から片付ける
見える場所を先に片付けると、部屋全体の印象が大きく変わり、片付けるモチベーションも上がります。
棚の表面を整理
棚の表面は目立つので、ここを綺麗にすることで部屋が整理されたように見えます。
棚の表面には、日常的に使用するアイテムを配置し、あまり使用しないものは中や奥へ。
不要なアイテムや飾り物は思い切って手放すことも大切です。きれいな表面は気分もリフレッシュします。
また、棚の表面は定期的に拭き掃除を。埃や汚れを取り除くことで、更に清潔感がアップします。
整理した後は、必要な物のみを置いて、余白を意識する事がおすすめです。
壁面のデコレーションを見直す
ポスターや飾り棚など、壁面のアイテムも整理。すっきりとした壁面は部屋を広く見せます。
古くなったポスターや、飽きた飾り物は取り外して新しいデコレーションを。
壁の色や壁紙のテーマに合わせたアイテムを選ぶと、一体感が出ておしゃれに見えます。
デコレーションの際は、バランスを意識して、壁全体を使うよりは、一部を強調することでポイントを作ると良い感じになります。
定期的にデコレーションを変えることで、部屋の雰囲気を簡単に変えることができます。
次に「隠れた場所」を整理
見える場所が整ったら、次はクローゼットや引き出しといった隠れた場所の整理に取り掛かります。
クローゼットの整理
服や小物がごちゃごちゃになっていないか確認し、不要なものは処分しましょう。
季節に合わせて服を整理。冬物や夏物を上手に収納して、今の季節の服だけを前面に。
使っていないアクセサリーや小物も見直しのタイミング。長い間使用していないものは処分を検討して。
整理する際には、服の状態もチェック。傷や汚れがあるもの、サイズが合わないものは手放す勇気も。
クローゼットの中は、整理した後も定期的に見直しを。こうすることで、常にきれいな状態を保つことができます。
引き出しの中身を見直す
普段目にすることの少ない引き出しの中も、整理することで心理的な余裕が生まれます。
文房具や小物、アクセサリーなど、小さなアイテムが散らばっていることが多い。
整理の際には、アイテムごとに分けて収納。使いやすい場所に配置することで、日常的な取り出しもスムーズに。
収納ケースや仕切りを活用して、アイテムを綺麗に整理することもオススメ。
引き出しの整理は、3ヶ月に1回程度のペースで定期的に行うと、常にきれいな状態をキープできます。
「細かい部分」を見逃さない
部屋の大まかな片付けが終わったら、細かい部分の整理を。ここが意外と大切です。
小物類の整頓
リモコンや文房具など、小物類を一箇所にまとめることで見た目がすっきりします。
小物類は、使う頻度に応じて位置を決めると、取り出しやすくなります。
収納ボックスやトレイを利用することで、アイテムの散乱を防ぐことができ、整理もしやすくなります。
文房具やコスメ、アクセサリーなどはカテゴリー別に収納。これにより、必要なものをすぐに見つけられるように。
小物の整頓は日常的な生活の中で継続的に気をつけることで、常に整理された状態を保つことができます。
ケーブル類の整理
散らばったケーブルは見た目にも良くないので、まとめて整頓しましょう。
ケーブルの束ねるためのツールやクリップを活用すると、きれいにまとめることができます。
余分なケーブルはコンセントから外して、専用のケースや袋に収納。
複数のケーブルを同時に使う場合、ラベリングすることでどのケーブルが何のためのものか一目瞭然に。
ケーブルの整頓は、新しいデバイスを購入するたびに見直すことで、最新の状態をキープできます。
部屋を維持する習慣を
片付けたあとは、その状態を保つことが重要。小まめな整理整頓で、綺麗な部屋を維持しましょう。
日々のルーティンを作る
毎日少しずつ片付けることで、部屋が散らかりにくくなります。
例えば、帰宅したらすぐに使った物を元の場所に戻す。これだけでも、部屋の乱れを最小限に抑えることができます。
定期的にモノの状態をチェックし、修理や処分が必要なものを見極めることも大切。
週末には大掃除の時間を設け、部屋全体を念入りに掃除。これにより、新たな一週間をクリーンな状態で迎えることができます。
また、ゲストを招くことを想定して、部屋を常にキレイに保つ意識を持つと良いですね。
物を増やさない意識を持つ
新しい物を買う前に、本当に必要かどうかを考える習慣をつけましょう。
購入前には、「これがないと困るのか?」と自問自答することで、無駄な購入を避けることができます。
また、新しいものを買ったら、古いものを処分する「一入一出」のルールを設けると、物の量を一定に保てます。
シーズンごとの衣替えの際に、着なくなった服を整理するのもオススメ。これにより、クローゼットのスペースも有効活用できます。
物を増やさない意識は、持ち物の価値を再認識するとともに、シンプルな生活を実現するステップとも言えます。
まとめ
部屋の片付けは、目に見える場所から始め、徐々に隠れた場所、細かい部分へと進めていくのがコツです。この順序で進めることで、部屋全体が整然とし、心もスッキリします。片付け上手になるための第一歩は、まずは今日から始めてみることです。