とうもろこしは初夏から夏にかけて旬で、子供からお年寄りまで幅広い世代に愛される食材です。その甘さと食感は非常に魅力的で、多くの人がたくさん食べたくなることでしょう。ただし、健康やダイエットに気を付ける人も多いため、栄養成分、カロリーや糖質などについて調査してみました。
とうもろこし一本あたりの重さとカロリー
とうもろこし一本あたりの重さとカロリーは、種類や大きさによって異なることがありますが、一般的なとうもろこしの重さ(可食部)は約150gで大体約130~150カロリー程度です。
とうもろこしは主に炭水化物ですが、ビタミンやミネラルも含まれており、特にビタミンB群が豊富です。
また、食物繊維も含まれており、腸の動きを助ける効果があります。
低カロリーで栄養価が高いため、ダイエット中の方にもおすすめです。
とうもろこし一本の糖質
とうもろこしは糖質が高いとも言われていますが、実際のところ一本あたりの糖質は19gとなっています。
とうもろこしの糖質は主に澱粉からなります。
糖質が多いため、糖尿病の方は摂取量に注意が必要です。
しかし、適度に摂取すればエネルギー源として役立ちます。
体を動かす前のエネルギー補給として、スポーツ選手にも人気です。
とうもろこしのおすすめの食べ方
さて、これだけの魅力を持つとうもろこしを、どのように楽しめば良いのでしょうか。
蒸す
とうもろこしはいろいろな加熱方法がありますが、蒸したとうもろこしが一番好きという方も多いでしょう。
蒸すことでとうもろこしの風味が保たれ、茹でるよりもうま味が損なわれにくいことが特徴です。
サクサクとした食感が好きな人に向いています。
蒸しとうもろこしはそのまま食べてもよいですし、バターやマヨネーズを添えても美味しいです。
さらに、冷やしてもおいしく、冷蔵保存してお弁当にも活用できます。
蒸し器がない場合は、ラップをして電子レンジで加熱する方法もオススメ。
調味料を変えてアレンジすることで、様々な風味を楽しむことができます。
茹でる
茹でることでとうもろこしが柔らかくなり、ジューシーに仕上がります。
食感が柔らかく、甘さが引き立ちます。
茹でる際に塩を加えることで、とうもろこしに風味を与えることができます。
茹でたとうもろこしは、一度冷やして冷たいサラダに使用することも。
また、茹でたものを冷凍保存しておくことで、いつでも手軽にとうもろこしを楽しむことができます。
茹でる時間を短くすることで、より鮮やかな黄色を保つことができます。
適度な硬さを残して茹でることで、食感の変化も楽しむこともできます。
天ぷらで楽しむ
板状に切って揚げたり、身をバラバラにしてかき揚げにしてみたり。
とうもろこしの天ぷらはできるだけ揚げたてをお楽しみください。
サクサクとした食感が失われないように、早めに召し上がることをおすすめします。
とうもろこしの天ぷらは、特に子供たちからの人気が高いです。
塩を振るだけでなく、天つゆと合わせても美味しいです。
また、とうもろこしの甘みとサクサクとした食感は、ビールのおつまみとしても最適です。
バーベキューでの楽しみ方
夏のアウトドアに欠かせないバーベキュー。とうもろこしを焼いて、塩を振るだけでも絶品です。醤油をぬるのもおすすめです。
バーベキューの際は、とうもろこしをアルミホイルで包むと焦げにくくなります。
また、とうもろこしの内部にバターやチーズを入れて焼くと、とてもリッチな味わいに。
スパイスを振りかけてアレンジすることもでき、エスニックな風味を楽しむことも。
焼き上がったとうもろこしには、レモンを絞ってさっぱりとした味わいにするのもおすすめです。
サラダでの活用方法
とうもろこしの甘みはサラダにもピッタリ。新鮮な野菜と一緒に食べると、さらに美味しさが増します。
とうもろこしは、レタスやトマト、アボカドとの相性も抜群です。
また、とうもろこしのサラダには、チキンやエビを加えてボリュームを出すのも良いでしょう。
ドレッシングは、シーザードレッシングや和風ドレッシングなど、お好みで選ぶことができます。
とうもろこしの甘みと野菜のしゃきしゃきとした食感の組み合わせは、夏の暑い日にピッタリの一品です。
とうもろこしの保存方法
とうもろこしを長持ちさせるための保存方法をご紹介します。
冷蔵保存
適切な温度と湿度で保存することで、とうもろこしの新鮮さを保つことができます。
とうもろこしは皮を付けたままの状態で、野菜室に保存すると新鮮さを保ちやすいです。
湿度が高いとカビが生えやすくなるため、保存袋に入れる際は空気をしっかりと抜いてから密封します。
冷蔵保存の場合、購入後は早めに食べ切ることをおすすめします。
保存期間は一般的には3~5日程度。ただし、色やにおいで鮮度を判断し、変色や異臭があれば食べないように。
冷凍保存
とうもろこしは冷凍保存も可能です。一度茹でてから冷凍すると、解凍後も美味しさが保たれます。
とうもろこしを冷凍する前に、一度茹でることで色と食感が良くなります。
冷凍保存する場合は、食べやすい大きさに切り分けたり、粒をばらして保存すると解凍が容易です。
また、真空パックで保存すると、冷凍やけを防ぎながらもっと長持ちさせることができます。
冷凍したとうもろこしは、冷蔵庫でゆっくり解凍するか、直接炒め物やスープなどの料理に使用することができます。
まとめ
とうもろこし一本には、多くの栄養や魅力が詰まっています。夏の食卓を彩るとうもろこしを、様々な方法で楽しんでみてください。